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ノース · ラーメン · 札幌
Umami Lab

札幌には独自のラーメン文化がある。味噌ラーメン発祥の地であり、北海道の長い冬のために生まれた、濃厚で体を芯から温める一杯だ。 Umami Labは、その伝統をカムデンタウンの静かな一角——地下鉄から数分のプレンダー・ストリート——に持ち込んだ。
店内はゆったりとして、どこかインダストリアル。無骨でおしゃれ、いい感じの音楽が流れている。 いわゆる町中華の醤油ラーメンではなく、いま日本で流行っている洗練されたラーメン屋のスタイルが、そのままロンドンに着地している。 その味の正体はシンプルだ。麺は1953年から札幌のラーメン店を支えてきた西山製麺、スープも日本から直輸入。 一口食べれば日本の味だとわかる。メニューは味噌・醤油・塩の3種のスープ(各£17.5)が中心。器は美濃焼で、汁なし派にはまぜそばもある。

Sapporo Ramen — スープを選ぶ
まずは、おつまみ(pinchies)を何品か。

Zangi — Hokkaido Fried Chicken (£8.5)
ザンギ——北海道風の唐揚げ——は文句なし。外はカリッとゴツゴツ、中はしっかりジューシー。レモンをきゅっと搾って。

Golden Chicken Gyoza (£8.0)
続いてチキン餃子。薄皮をムラなくこんがり焼き上げ、添えられたポン酢ダレがかなり効いている。柑橘の酸味がパリッとした皮に好相性だった。
そしてラーメンへ。今回は醤油(上の写真)と味噌を。醤油はいい意味で驚かされた。澄んだ醤油ベースのスープに甘みの筋がしっかり通っていて、丸みがあり、後を引く。チャーシュー・メンマ・きくらげ・もやしがのる。

Umami Miso Ramen — Vegan (w/ Tofu)
味噌は——今回はビーガン版(豆腐入り)でいただいたが——これが白眉だった。札幌の味噌は前に出すぎるものと思いきや、この一杯はぐっと抑えが効いている。深く香り高いのに決して主張しすぎず、その分まわりの甘みをむしろ引き出してくる。これをやってのける抑制は、相当な自信がなければできない。

Matcha Soft Serve — Kagoshima Matcha (£5.0)
締め(シメ)は鹿児島産の抹茶を使った抹茶ソフトクリーム。柔らかく、ふちにしっかりとした苦みがあり、濃厚な食事を爽やかに締めくくってくれる。
Umami Labはラーメンを再発明しようとはしていない。やっているのはロンドンでは案外稀なこと——麺もスープも感覚も、本物をそのまま輸入し、妥協なく出すことだ。 ウォークイン歓迎で、予約はほぼ不要。おつまみ一品とドリンクを付けて1名£25〜35ほど(サービス料12.5%別)。 いまロンドンで出会えるラーメンの中で、おそらく最も「本物の日本の味」に近い一杯だ。
エリア
ノース(カムデンタウン)
価格帯
£25〜35 / 1名
最寄り駅
カムデンタウン / モーニントン・クレセント
予約
ウォークイン歓迎
ウェブサイト
umamilab.co.uk